どのくらいの人がクレイを知っているでしょうか?
美容に詳しい方ならクレイパックは知っていると思いますが、私は知らなかったです。
ただ、パックをした時に、確か【泥パック】という商品名で使ったことを覚えています。
緑色でした。
そのくらいクレイというものを知りませんでした。
クレイを知ったきっかけは、アロマテラピー検定の勉強をしていた時に、
クラフトの時間でクレイパックを作りました。
その時は、ペーストを顔ではなく、手の甲にのせたのですが。
数分後、ふき取り、洗い流すとペーストをのせた部分が白くなっていて、
肌がもちもちしていました。
驚きました。
そんなクレイが気になり、ずっと忘れられなくてクレイの勉強をして
クレイインストラクターにもなりました。(笑)
土、砂、泥、粘土など定義はそれぞれにちゃんとありますが、理解が難しいのが本音です。
ただ、クレイにはたくさんの種類があり、性質も実際のところちょっとわかりにくいのも
事実です。
私の理解できているクレイという私なりの定義ですが、
クレイは粘土鉱物でできています。
粘土鉱物とは、岩石が風化し、それに水や(雨や湿気なども)温度変化、微生物などが作用して、できたものです。
この粘土鉱物ができるまで、ものすごい時間がかかっています。
地球の形ができはじめ、隕石の衝突を繰り返し、まだまだ地球は天と地の区別がつかない時。
そんな時間単位です。
天と地ができはじめ、衝突の隕石の破片が積み重なり、嵐で風や雨がずっと吹いていて止まない。
そのような地球は、まだまだ生命なんて存在できません。
そんなときからの隕石の積み重ねで粘土鉱物はできていきます。
何万年単位です。
そんな粘土鉱石(鉱物)を塊で取り、粉砕したものがクレイと呼ばれるものです。
クレイは地球が生まれる過程を知っているんですね。
というか、
クレイは激しい変化の時を迎えていた地球の一部ですよね。
嵐を耐え、衝突にも耐え抜いた粘土鉱物。
それがクレイです。