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執筆者の写真machi yamada

好きなハーブで簡単に作れるハーブチンキ #ティンクチャー #ドクダミチンキ #アルコール #簡単に有効成分抽出




ハーブチンキを作りました。


チンキとは、ハーブをアルコール漬けにして有効成分を抽出したものです。


アルコールだけではなく、お水とアルコールを混ぜたものにハーブを浸ける方法もあります。







今回は、アルコールだけを使います。


そして使う植物は、今たくさんと咲いている【ドクダミ】です。





ドクダミのことを少し。。。


ウイキペディアより抜粋しています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


名に「ドク」とあるが、ドクダミは無毒である。雑草として身近な植物であるが、古くから民間薬として利用され、生薬としては十薬じゅうやく (重薬、蕺薬) とよばれる。


薬用の他にどくだみ茶や食用、園芸用などに利用されることもある。別名が多く、ドクダミソウ、ドクダメ、ギョセイソウ、ジゴクソバ、ウマゼリなどがある 。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


書かれているように、古くから利用されている植物です。


期待したい効能として、


毛細血管を丈夫にする作用、抗酸化作用、抗アレルギー作用、抑毛作用、消臭作用などが

あげられます。


毛細血管が元気になると、老廃物の排出が促され血行が良くなり、

毒素排出するため、むくみにもいいですね。


また、これからの季節には消臭作用も期待したいです。

この消臭とは、デオドラント、(わきの下のにおい等)に有効です。


そして、ムダ毛に対して抑制効果を発揮する実験を3月にわたって実施したところ、

毛髪で10%、伸長速度では15%の減少が認められ、

さらに毛穴の赤みが目立たなくなるなど肌改善効果においてもプラスアルファの評価が出たそうです。


このような実験結果があり、期待が持てるドクダミを使ってチンキを作りました。


(今の時期たくさんとれるということもあります。。。)


用意したのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  • 乾燥ドクダミ

  • ウオッカ

  • 煮沸消毒したガラス容器

以上です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



  まず、


ドクダミの茎と葉をそのまま束ねて乾燥させます。

(たくさん束ねずに、少量で束を作ると乾燥するのが早いです。)


これは、摘みたてのドクダミです。



吊るすのを一気にできなくて、次の日になったドクダミです。

わかりますでしょうか、


右側のドクダミ。


たった1日なのに、水分が抜けて小さくなっていますね。


左側の青々としているのが吊るしたてです。







4つの束を吊るしています。



かれこれ様子を見ながら、1週間後。


ちょうど良い水分の抜け具合に、乾燥させるとドクダミはにおいが消えます。


そのにおいもなく、天気も考慮して束を引き上げました。


こんな風です。




この量で二束分。


後の二束を合わせて、葉っぱの部分と花の部分と分けます。



花と葉を分けたのは、


【植物の花は、その植物の顔であるために、見せるということに重きを置いている成分が

入っている。】

という本を読んだことがあり、それを思い、分けたいと思いました。


なので、化粧水などの美容面で使うときには、この花のチンキを使おうと思います。


また、

葉っぱの部分にも美肌効果がたくさん入っています。それに、身体を温める効果もありますので、お風呂に入る時に少し入れようと思います。


デオドラント効果もあり、虫刺されにも有効ということで、薄めたものをスプレーにすると役に立つと思います。



抗菌作用を期待するのであれば、今回のようにドライにする(吊るして乾燥させる)と効果は期待できないそうです。


期待するのであれば、生の葉っぱをもんで患部につけるといいそうです。ドクダミをすり鉢ですったものでもいいですね。少し香りがきついかもしれませんが。。。




これは葉っぱの部分。


これは花。





それぞれの瓶にアルコールを注ぎます。




アルコールの量は、葉っぱが浸かるまで注ぎます。






そして、お花も浸かるくらいに、アルコールを注ぎます。


そして、約3週間~1カ月、直射日光が当たらない場所に置いておきます。


1日一度は、瓶を振ってください。




浸けてから1日たったものです。



もう、有効成分が出てきてアルコールの色が変わっていますね。



楽しみです。



もうできたかなーーという判断は、、わかりません。


有効成分が各植物により違ってくるためなのか、置いておく期間は

大体2週間~1カ月と書いてあります。


私の場合は、最低でも2週間は置いています。


そして、漬け込み終われば、ハーブを濾し、保存容器に移します。



面倒だからハーブを濾さずにそのままにしておくと、有効成分以外のものが混じってくるため面倒がらずに濾すことが大切だと思います。



チンキにすることで、


アルコールにつけるということから、長く保存ができ、アルコールの成分で消毒もできるかと思います。


また化粧水や、クリームなど、また入浴剤やアロマスプレーなどにも使え、


精油をプラスすることで香りをはじめ、精油の成分も上乗せされ、相乗効果も期待できますね。



チンキは薄めて使用してください。また皮膚につける場合のものは、パッチテストも忘れずに。


チンキをいろんな植物で作って置いておくと、いざというときの傷の手当にも使えます。


私は化粧品を作る時には必ずこのチンキを入れています。常備で置いてあるのは

ローズマリーにラベンダーです。


香りもいい感じです。


特に今の季節は、抗炎症に強いラベンダーや、カモミール、ペパーミントでチンキを作っておくと便利かもしれません。


チンキをつくるためには、ハーブや精油の特徴をつかむのも大事になります。


誰の何のために使いたいのかを、まず考えて、たくさんの作り方サイトや、


本などがありますので、試して作ってみてくださいね。


ハーブや精油の知識を持つと、使用方法が広がってきます。


アロマテラピーMachiral教室では、アロマクラフト教室も開いています。


リクエストがあれば、相談に応じます。


また、アロマテラピー検定対応教室も開いています。




いつでもお問い合わせください。
















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